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NO.108  2010.09.12

「神の用意されているもの」

 

「目が見たことのないもの、耳が聞いたことのないもの、そして、人の心に思い浮かんだことのないもの。
神を愛する者のために、神の備えてくださったものは、みなそうである。」(Ⅰコリント2:9)

 

日韓教会が茨城県石岡市に教会と祈祷院を兼ねた土地建物を取得されました。10月には今の錦糸町の場所から移転されて新たな宣教を石岡市でスタートして行かれます。どうか、佐藤先生ご夫妻また日韓教会の働きのためにお祈りをお願いいたします。
 土地取得に至った経緯には神様の深いご計画があったことを教えられます。ちょうど一ヶ月半前、佐藤牧師が来られて7年間開拓されていた教会を、諸事情により1度閉じて身を引き、主が次の道を導かれるまで祈りたいというお話がありました。佐藤先生は開拓の期間、色々本当にご苦労をされ、また体調も崩しておられたので、それも仕方がないかも知れないと思いつつ心配して祈っておりました。
 ところが、それから2週間ほどして、約10日間ほど石岡市の友人が管理している教会の祈祷院で断食の祈りをされた後、佐藤先生が再度訪ねてこられました。
彼の話しでは祈祷院で祈っておられるとき、不動産屋さんがその祈祷院に競売物件があるが買わないかと言う話しを持って来たのだそうです。その物件は5年前に閉じたお寿司屋の物件で525坪の土地に4棟の建物がついているものでした。今まで2回の期間入札があったのですが、誰も買わず、今回3回目の入札というのです。当初約1千万円した競売価格が、今は下がりに下がって、今回555万円から444万円の入札価格で期間入札が行なわれるというのです。
 先生はその物件を見たとき、これはこれからの自分の伝道の為に神が備えられたのではないかと直感的に感じられたそうです。「それ、わたしが欲しいのですが」そう不動産屋さんに切り出したそうです。
どうかこの物件が落札できて、お金の算段が出来るように祈ってください。と祈りの要請を佐藤先生から受けたのでした。以来私も役員の方々と祈っておりました。そうして先日9月3日に開札があり、見事557万円の入札価格で落札が出来たという連絡が入りました。
 神様は私たちの思いを越えて働かれるお方です。神が用意されているものは私たちが思っているよりも遙かに素晴らしいものであり、私たちの想像を超えたものです。私たちは現実を見て落胆したり、失望したりしますが、絶えず御言葉により頼み、神の用意しておられるものに期待しつつ、信仰に堅く立つものになりたいと思わされます。
 やはり、祈りです。佐藤先生の10日間の祈りが神様の御手を動かしたのです。兄弟姉妹、本当に人生が変えられたいと思ったら、私たちは本気で神に訴え続けることです。祈りの中で、本音の思いが問われます。全く何も頼ることが出来ない。神以外に訴えるお方がおられない。そんな必死な思いで私たちが神様に近づいていくとき、神様も私たちに近づいてくださり、神の道を示してくださるのです。

> どうかあなたと神様の深い交わりを更に強く持ち続けてください。主が道を開かれます。神が用意しておられるものが想像を超えてどれほど素晴らしいものか、共に見させていただこうではありませんか。

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