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NO.099  2010.07.11

「神の国の働きに貢献する」

 

『まことに、あなたがたに告げます。
あなたがたが、これらのわたしの兄弟たち、
しかも最も小さい者たちのひとりにしたのは、わたしにしたのです。』
(マタイ25:40)

 

昨日、朗読劇「塩狩峠」を見させていただきました。素晴らしい演劇で感動いたしました。クリスチャンのプロの脚本家の方が脚本を書き、演技指導をされているそうです。またプロの俳優の方が混じっての本格的な演劇で、キリストの十字架の愛、それに答える主人公の犠牲の愛がストレートに描かれていて、それでいて決して押しつけがましくなく感銘をいたしました。もし次回開催されることがあれば是非ご覧下さるよう皆様にもお勧めをいたします。
 この演劇は「ぶどうの木」という本郷台キリスト教会の若者達が2006年に結成をした劇団によって上演されているものです。キリストの愛を演劇を通して伝えたいという有志の兄弟姉妹達によって立ち上げられた劇団です。
今回の演劇を鑑賞しながら、一人一人の素晴らしい賜物が遺憾なく発揮されておられて、内容だけでなく出演者やスタッフの方々の熱い思いが伝わってそれにも感動しました。
 私たち一人一人も同様に主に用いられることを覚えたいと思います。もちろん、それは演劇という分野ではないかも知れません。しかし、あなたの持てるもので主に仕えることが出来るのです。
私たち一人一人が救われたということは同時に、主の働きに参画するために召されていることを覚えたいと思います。一人一人には神様からの素晴らしい賜物が与えられているのです。未だその賜物が発揮されていないかも知れませんが、神の国の働きに貢献できるものをみんな与えられているのです。
神の愛を伝えるためにあなたはどのような貢献をすることが出来るか祈り始めませんか。イエスを信じて洗礼受けたことによってすでに主の働きに私たちは参加しているのです。礼拝に参加していることも参加への大切な第一歩でもあります。
 大きな働きでなければ働きではないとか、礼拝や奉仕に関することでなければ参加していることにはならないと言うことでは全くありません。イエスは「最も小さい者たちのひとりにしたのは、わたしにしたのです。」と言われました。また多の聖書箇所では、この小さい者たちのひとりに、水一杯でも飲ませるなら、まことに、あなたがたに告げます。その人は決して報いに漏れることはありません。」(マタイ10: 42)とも言われています。
  あなたならではの素晴らしい主の働きと召しがあることを覚えましょう。身近な人の喉の渇きを満たすことも主の働きであれば、あなたが職場でしている仕事を通しても主の働きに召されているのです。主婦は主婦として、教師は教師として、学生は学生として、セールルマンはセールスマンとして、会社の経営者は経営者として主の働きに貢献するために召されていることを心にしっかりと憶えたいと思います。皆が主の働きにチームとして参加していることを自覚いたしましょう。あなたの中にある愛を解き放って下さい。
あなたの主への熱さが周りを変えるのです。

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