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NO.086  2010.04.11

「新しい前進」

 

こうして神のことばは、ますます広まって行き、エルサレムで、弟子達の数が非常に増えていった。
そして、多くの祭司達が次々に信仰に入った。(使徒の働き6:7)

 

ハレルヤ!主の御名を賛美いたします。
4月7日に東京都庁より宗教法人の認可を受けることが出来ました。足かけ5年をかけての申請でしたが、神様の恵みと愛する兄弟姉妹達のお祈りにより受理していただくことが出来ました。各地におられる主にある兄弟姉妹達も本当に祈ってくださり、心より感謝を申し上げます!
これから宗教法人の登記、土地建物の所有権移転などの手続きがございます。どうかそれらがスムーズに進みますよう続けてお祈りくだされば感謝です。
法人化の流れの中で学ばされたことがいくつかございます。第1は忠実さと継続の大切さです。私たちの担当の都庁の方が今までに4人も変りました。これは異例なことでした。手続きの流れがスムーズに行かず3年で終わるところが5年目にまでかかってしまいました。一体担当者の人は何をしているのだろう、と思いましたが、いやいや主が必ず導いて下さる。そう何度も祈り直して、イライラしないようにしてまいりました。ただ神を見上げて、与えられたことを忠実に継続していく。そのことが求められたのだと思います。私たちの時を願うのではなく、神の時を期待して待つ。そのことが大切であることが教えられました。いつも私たちは自分中心で物事を考えてしまいますから、その背後にある神の御手をなかなか見る事が出来ません。しかし、主は主の時をお持ちであることを信じたいと思います。
 また、プロセスを大切にすることも学ばされました。私たちは一足飛びに目的地に到達したいと思ってしまいます。途中のややこしいことは省略して、手間暇かかることは省きたいのです。しかし、そのややこしいことや手間暇かかることが大切なのです。
法人化に向けてただじっと待っていたのではありません。教会内に於いては、役員会や総会の忠実な実行。またそれに見合う教会の体制作り。さらに対社会に対しては社会的責任を果たせる法人として積極的な宣教活動の方向性の明確化を図ってきました。
やっと宗教法人が認可されたと言う感がしますが、実はこの年月はやはり必要だったと思います。
 法人化を受けて、私たちの教会は新しい段階に入ったことを自覚したいと思います。主が私たちに願っておられるみこころをそれぞれが果たしていこうではありませんか。
使徒の時代、復活の主に出会い、聖霊を受けた弟子達は、聖霊に押し出され宣教に邁進していきました。当初は弱小集団でした。何のインパクトも与えないように見えました。しかし、聖霊は彼らを用いられて、エルサレムで信仰に入る人が増えていったのです。そればかりではありません。当時の宗教指導者である祭司たちが信仰に導かれるという大きな御業が起こっていったのです。
主に期待いたしましょう。主があなたの周りに新しい聖霊の流れを起こしてくださいます。共に日本のリバイバルのために用いられていこうではありませんか。

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