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NO.080  2010.02.28

「聖霊の導きを求めよう」

 

しかし、助け主、すなわち、父が私の名によってお遣わしになる聖霊は、あなたがたにすべてのことを教え、
また、私があなたがたに話したすべてのことを思い起こさせてくださいます。(ヨハネ14:26)

 

「エリヤハウス祈りのミニストリースクール」の基礎講座が始まりました。今回は24名の方々が受講されることになりましたが、豊かな祝福に預かれることを感謝いたします。
 私たちはイエス様の愛を受け、罪赦されて救われました。その救いは私たちに神の子となる資格が付与されたことを意味します。でも、同時にそれは私たちが、すぐに完全な者になったと言うことではありません。更に取り扱いをいただいて、神の子にふさわしく成長していくプロセスに導き入れられたことに他なりません。
神の御言葉の光に照らされて自分自身が見えてくるようになると、心の深いところに傷を負っていたり、人を赦していなかったり、怒りに捉えたれていたり、人を裁いていたりしている自分に気づかされるのです。それを自分の力で取り除こうと思っても取り除けるものではありません。神の助け、聖霊の助けがどうしても必要となります。
 エリヤハウスでは、そのような自分自身の心の根っこにある苦い思いや言動のパターンを認識して、キリストの十字架のもとに持っていき、告白と悔い改め、赦しと新しい命に生きる事を求めていく作業をするのです。グループタイムでは互いに分かち合い、取り扱いを受け、執り成しの祈りをします。そのときに、大きな鍵になるのが聖霊様の働きです。今回はその第一回目でしたが、豊かな聖霊の取り扱いを受ける方々がすでに起こされていて本当に感謝です。
 私たちはもう一度聖霊なる神様の声に鋭敏に聞くものになりたいと思います。とかく私たちは理屈で考えたり、自分の思いで行動しようとします。時には神の導きも自分の思い込みで決めてしまうこともあるかも知れません。自分の力で一生懸命頑張ってもうまくいかないこともしばしばです。しかし、聖霊様に聞き、導きを求めて祈りゆだねていくとき、はるかに速やかに、また的確にことが動き、道が開かれてくるのです。
今は聖霊の時代です。聖霊なる神は私たちを導きたいと願っておられるのです。
イエス様は十字架に架かる前の晩に弟子達に「父が私の名によってお遣わしになる聖霊は、あなたがたにすべてのことを教え、また、私があなたがたに話したすべてのことを思い起こさせてくださいます。」と言われました。聖霊は私たちを教えてくださるのです。またイエスの言葉を思い起こさせてくださるのです。
 自分が何か行動する前に、聖霊の導きを求めようではありませんか。何か判断をしなければならないとき、聖霊にその判断を仰ごうではありませんか。迷っているとき、どうしてよいかわからない時、聖霊の声に耳を傾けようではありませんか。聖霊は私たちの思いをはるかに超えて、教え、示し、導き、助け、慰め、力を付与され、不安を取り除き、様々な悪霊の働きを断ち切ってくださるのです。
 聖霊にもっともっと聞くものとなりましょう。もし聖霊の働きを妨げているものがあるならばそれを告白し、聖霊に鋭敏な心を与えられる者となりましょう。

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