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NO.071  2009.12.27

「新しい時代の到来」

 

時が満ち、神の国はちかくなった。悔い改めて福音を信じなさい。(マルコの福音書1:15)

 

クリスマスが過ぎましたが、兄弟姉妹は良きクリスマスを過ごされたでしょうか?派手さはなくても、また友達と過ごすクリスマスではなかったとしても、そこにイエス様がいてくださることを実感できたクリスマスであればそれは最高のクリスマスであったと言えます。まさにそれこそが本来のクリスマスの意味ですから、心から主イエス様に感謝を捧げたいと思います。
ただ勘違いをしてはならないのは、クリスマスは過ぎましたが、それで終わりではなく、イエスと共に歩む生活が始まったということを忘れてはなりません。歴史上のイベントで終わらせないために、私たちは主イエス様と共に歩む日がクリスマスからスタートしたということを憶えたいと思います。新年には未だ少し早いかもしれませんが、キリスト者にとっては主の日が始まったと捉えて新しい価値観に生きる心構えを整えていきましょう。
イエスは宣教の第一声を「時は満ち,神の国は近くなった。悔い改めて福音を信じなさい。」という言葉で始められました。イエスによって「時が満ちた」のです。人々が待ち望んでいた時がついに来たのです。
それが神の国の到来です。遠い遙か彼方にあるのではなく、又死んでから行ける場所が神の国ではなく、イエスを信じて受け入れる人の中に、神の国の実体が現実に始まったとイエスは宣言されました。
ですから、新しい年私たちは、この神の国の現実をより多く体験させていただきたいと心から願います。神のダイナミックな御業が、神の支配される領域に於いて生き生きと現わされる。そのような手ごたえのある信仰に生きようではありませんか。
愛する兄弟姉妹、あなたの信仰を過小評価する必要はないのです。自分の罪が神の働きを阻害していると罪意識に捕えられないようにいたしましょう。もし、罪責感があるとするならば、そのためになすことは「悔い改め」です。そうして、悔い改めたなら、それは告白によって赦されていると心の底から信じて良いのです。気分や感情にその判断をゆだねないことです。神の御言葉の宣言を受け取りましょう。イエスが命をかけてあなたを見いだされ,救いに導かれたのです。自分の気分で信仰が点灯したり、消えたりするのではないのです。赦されたと言われたら赦されているのです。この確信を握るのです。
次に神のダイナミズムに生きるためにすべきことがあるとするならば、神の御言葉を真剣に受け止め、みことばに徹頭徹尾生きる事を心がけることです。新しい年、神の御言葉を慕い求めるように致しましょう。御言葉は私たちを生かし、助け,導いて下さるのです。聖霊なる神様はその御言葉を通して働かれるのです。御言葉を内に思い巡らし、御言葉の指示に従って動くように致しましょう。主はあなたの内に働かれて大いなる御業をなしてくださいます。其れを体験する1年、それが2010年です。

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