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NO.005  2008.09.26

 「あなたの家、あなたの家族のところに帰り、
主があなたに、どんなに大きなことをしてくださったか、
どんなにあわれんでくださったかを、知らせなさい。」(マルコの福音書5:19)

 

  先週の月曜日はプロゴルファー中島常幸氏の奥様、中島律子さんの講演会がございました。大変魅力的な方で、素晴らしいお話に一同感動をいたしました。

  特に主イエス様にあってどのように信仰に導かれたか、また中嶋常幸氏と出会いから結婚、ご両親との同居。スパルタ式教育で常幸氏を絶えず指導するお父様と、ご夫婦の葛藤。そうして独立。7年に及ぶ長いスランプの中で常幸氏が信仰に導かれ、そうして奇跡の復活優勝。と、それは波瀾万丈の人生を本当に誠実にお話しくださいました。是非参加できなかった皆様もCDやDVDで聞いていただけたら感謝です。励まされ恵まれます。

  お話を伺いながら、神様はなんと真実で、忠実なお方であろうかと改めて神の御名を賛美いたしました。奥様の律子さんは一生懸命主イエス様にご主人のこと、ご家族のことを祈り続けて来られました。もちろん弱られたこともありましたが、神様がその信仰を支えて、中島家一同に信仰が伝えられていくために奥様を大きく用いられたのです。現在、常幸氏も至る所で主を証ししておられますし、弟さんたちや妹さん、皆さん信仰に導かれておられます。更に奥様はJTJ神学校を卒業され、「 聖書のキリスト 日吉台教会」という ホームチャーチを千葉県の市川で開いておられます。主がどのように大きなことをしてくださったかを知らせておられるのです。

  神様は私たちの人生の中に働かれる神であることを覚えましょう。ある一時期働かれるとか、特別なときにだけ働かれるというのではありません。私たちの人生を通して働かれるのです。私たちの側では時には孤独に感じたり、神様を遠くに感じることはあるかもしれません。しかしそのようなときでも神様は存在され、私たちに関わり、導いておられるのです。

  ですから、私たちはあきらめたり、疑ったりして、信仰の歩みを止めてはならないのです。あなたが弱っていても、祈れないようなときがあったとしても、神様は常に真実に応答してくださるのです。ですから生涯かけて神を見上げていくようにいたしましょう。あの有名な足跡という詩をもう一度味わってみましょう(抜粋)。

 

これまでの人生の最後の光景が映し出されたとき、わたしは、砂の上のあしあとに目を留めた。
そこには一つのあしあとしかなかった。わたしの人生でいちばんつらく、悲しい時だった。
このことがいつもわたしの心を乱していたので、わたしはその悩みについて主にお尋ねした。
「主よ。わたしがあなたに従おうと決心したとき、あなたは、すべての道で、わたしとともに歩み、わたしを語り合ってくださると約束されました。それなのに、わたしの人生のいちばんつらい時、ひとりのあしあとしかなかったのです。
いちばんあなたを必要としたときに、あなたが、なぜ、わたしを捨てられたのか、わたしにはわかりません。」


 

主は、ささやかれた。「わたしの大切な子よ。
わたしは、あなたを愛している。あなたを決して捨てたりはしない。
ましてや、苦しみや試みの時に。あしあとがひとつだったとき、わたしはあなたを背負って歩いていた。」

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