閉じる■黙想エッセイ
今年、令和6年3月31日のイースターの日に、息子正樹がホープキッズのハッピーイースターで、冒頭の15分間、マジックを披露しました。一緒に洗礼を受けた息子が教会に来なくなって5年が経っていました。彼は、心因性の非てんかん型発作を6年前に発症しました。この病気は、ストレスが大きな要因になり、周りの環境を整えることが大切になりますが、私が色々と口をはさむのがストレスになると言って、私からの申し出は全て、教会に来ることも含め、拒否してきました。私は、彼がもう一度教会に来るよう、ずっと祈ってきましたが、子供達に教会でマジックをする、という約束だけは取り付けていて、今回やっと実現しました。病気になってから、医師に、トランプをするのは、脳に良いと勧められ、始めたのがきっかけで、今は、プロのマジシャンになっています。でも、病気は少しずつ悪化していて、発作は、以学より頻繁に起きています。
今回のハッピーイースターも、マジックの仕事が入ったり、発作が起きたら参加出来ないので、ギリギリまでわからない状態でした。いくつものハードルを乗り越え、今回参加出来たことは、奇跡だと思います。神様、ありがとうございます。又、正樹の参加を快く受け入れて下さった西田先生、立美先生、圭先生、そして、ずっと祈って下さっていた教会の兄弟姉妹に心から感謝します。私は、又、どんな形でも、息子が教会に来るよう、引き続き祈っていきます。ハレルヤ!主に感謝します。
あなたの道を主にゆだねよ。主に信頼せよ。主が成し遂げてくださる。（詩編37：5）（藤田 由紀子）