■黙想エッセイ
神様はイスラエルの民をカナンの地に導き、彼らを祝福することを願っておられましたが、彼らが神様のことばに従わなかったため、カナンの地は苦しみの地に変わりました。聖書のどの時代、どの状況においても同じように適用される神のメッセージがあります。不従順は神様の祝福をのろいに変え、私たちを神様から遠ざけるということです。私たちの本性は、神様に聞き従わないようになっています。人を批判し、評価し、自分の基準を提示し、まず自分のことを考えるのが自然です。そのため、すべての理性や敬虔を神様のことばに服従させる必要があります。
私たちはこれまで 「自分」を基準にして物事や人を評価しながら生きてきました。
しかし、試行錯誤を経て、「自分の力ではできない。神様のことばに聞き従うことが有益なのだ」 ということを悟りました。今はすべて理解できなくても、神様のことばに聞き従うことが自分の基準を主張することより大きな喜びとなるということ、神様に従うことよりも大きな祝福はないということを知りました。 今も神様は私たちに「どんな状況でもわたしのことばに従えるか」と尋ねられます。神様の御前にひれ伏すなら、崩れてしまった私たちの聖なる影響力が回復します。そうすれば、私たちを通して神様の義と喜びと平和が現れ、御霊の実を結ぶことができるのです。