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◆主と共に生きる◆信徒の証し

NO.304 2023.04.30

■黙想エッセイ

 

信徒の戦いは、神様に属するものです。つまり私たちは、個人的な問題のゆえに戦うのでなく、巨大な神の国の軍隊の兵士の一人として戦うのです。戦場で血を流して戦う兵士は、個人的な感情や争いのためにそこにいるのではありません。一人ひとりの兵士は戦いを引き起こしたり、作戦を立てたりすることはできず、自分勝手に進撃したり後退したりすることもできません。ひたすら司令官の作戦と命令に従って戦うのです。私たちは、自分のためでなく、神の国のためにこの戦いに臨んでいます。
自分一人だけの戦いでなく、神の民すべての戦いだということを忘れてはなりません。
神様に属する戦いだということは、神様が指揮し、ともにおられる戦いだということです。この戦いは神様の名誉がかかっているので、決して負けることはできません。どんなに熾烈で苦しい戦いでも、神様のみわざに期待しましょう。これは、私たちにとって「信仰の戦い」です。この戦いの中で神様は私たちを守り、助けてくださいます。
しかし、覚えておくべきことがあります。それは「神様の守り」は主を恐れる者だけに与えられるということです。 もし私たちが自ら悪を選び、神様を恐れない態度で歩むなら、神様の御力と守りを受けられない場合もあるということです。ですから、私たちのすべての霊的戦いは「神様に属する戦い」であると同時に「私たちが戦うべき戦い」なのです。

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