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◆主と共に生きる◆信徒の証し

NO.277 2022.10.23

■証し

 

10月14日の金曜日の朝、15年間生活を共にしていた愛犬の愛ちゃんが天国に旅立ちました。会社に連絡してお休みをいただいた後、西田先生に連絡をして、翌日の夕方に葬儀を行うことになりました。葬儀当日は、葬儀で語る愛犬との思い出を文章化し、会場の飾りつけ、テーブルに置く装花のアレンジなど、冷静に淡々と成すべきことをしていました。
今回の愛犬の死に対し、喪失感が全くないことに、正直びっくりしています。クリスチャンになる前に飼っていた子たちがなくなった時は、ものすごい喪失感に襲われ、とても悲しい思いをしていましたが、信仰を持つようになってからは、天国で再会できる希望があるため、心に平安がもたらされています。
今年5月くらいから、視力を失ったことで愛ちゃんの動きが鈍くなり、認知症が進んで微睡むことが多くなりました。7月には腹水が溜まるようになり、病院に行くことが多くなったこと、だんだん食欲もなくなり、衰弱していく様子を見てきたことで、命の灯が消えていく様子を見ていました。そのため、なるべく抱っこする時間を多く取っていました。そのためか、亡くなっている姿を見つけたときは、すんなりと愛犬の死を受け入れることが出来ました。生前は、私が出来るだけのことはしてあげられたので、責任を果たしたという感覚の方が大きく、「やり切った」という思いが強かったです。そして、何より、一番安全な神様のもとに行ったのですから、安心感でいっぱいです。
手作りの小さな葬儀でしたが、思うように送り出してあげられました。その様子と葬儀での西田先生のメッセージを要約して私の心境と共にSNSに投稿したことで、多くの方からメッセージをいただき、証をすることが出来ました。また個別にご連絡したお友達からは、お悔やみのメッセージをいただいた際に私がクリスチャンであることを伝え、「クリスチャンになってからは、この子が地上にいる間は、神様からお預かりしている命を神様に代わってお世話をさせていただいている認識でいることや、天国で再会できる確信があるので、心が平安に保たれている」と伝えることができました。早速、愛ちゃんが一粒の麦として伝道に活かされていることを実感しています。(我妻 幸子)

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