閉じる

◆主と共に生きる◆信徒の証し

NO.261  2022.07.03

■養育修了の証⑤

 

養育クラスは「成長する教会とは」、「神様と和解するとは」、「小グループとは」と正に原点回帰したい私の疑問に答えられていくような内容でした。教会については「伝統的な教会」と「パラダイムの転換がある教会」に着目しました。また、「自然に成長する教会」という言葉にも目が留まりました。人が人を支配して建てあげる教会ではなく、神様の愛によって、教会に集う兄弟姉妹のお互いの魂への配慮によって成長するのだということをはっきり言われていたことを感謝に思いました。
21年前にホープチャペルで受洗をし、その後しばらくして転居し久しくこちらの礼拝に来れませんでしたが、養育クラスの最後の日の日曜礼拝に参加し、心からの礼拝を捧げることができました。礼拝後に養育クラスで14週を共にさせていただいた兄弟姉妹と、最初の頃よりずっと親しみを感じながら分かち合いを致しました。机上の空論のようなクラスではなくて、生きた人としての交わりを体験しました。
自宅での収穫は、聖書の通読、お祈り、QTの時間、一人讃美の時間を生活の中心に持てたことでした。養育クラスを受ける前と変わった分かりやすいことは、テレビをほとんど観ていないことです。それよりも、聖書に立ち返って御霊の実を実らせる楽しさ、神様の偉大さを今もまた新しく知る驚き、神様と過ごすことにはいくらでも時間を有することができると知りました。

今回の養育クラスを終えて、私自身の神様との和解の回復、喜びの礼拝を取り戻すことが再びスタートしたと思います。私は今も生きておられるイエス様を心の真中にお迎えすることに集中してみてはどうだろう。私は、喜びが必要です。古いものを脱ぎ捨てる。新しい神様の御性質を着る。そのように歩みたい。養育クラスを始める時に期待した、一流の信仰者を歩んでみたい。との思いが溢れてきました。受洗から21年。養育クラスを終えて、新しい歩みが始まりました。そう宣言できることに感謝いたします。(上原 温子)
閉じる