■二つの翼国際カンファレンスの恵み
「これをあなたがたの子どもたちに伝え、子どもたちはその子どもたちに、その子どもたちは後の世代に 伝えよ。」 (ヨエル書1:2)
次世代に向けた養育がこの終わりの時代を生きる私たちに急務であることを教えられました。現在、自分が自分の信仰を守り抜いたとしても、次世代に繋げなければ福音の前進は止まるどころか、逆行もありうるということです。
「そして彼らの後に、主を知らず、主がイスラエルのために行われたわざも知らない、別の世代が起こった。すると、イスラエルの子らは主の目に悪であることを行い、
もろもろのバアルに仕えた。(士師記2:10-11)
では、そのためにどのように養育をすればよいのか?それは聖書の中の人物の様々な生き方の例を通して教えてくださいました。モーセ、ヨセフ、ダニエル、シャデラク、メシャク、アベデ・ネゴ、更にダビデ等、皆小さいときから養育されてきたと思われる人たちです。共通していたのは、世の中の価値観に左右されない神に対する絶対的信頼を持った人たちだということです。彼らは、世の権力に従うよりも神に従順に従い、神を心から愛した人たちです。
私もキッズの働きに携わっている者の一人として、この点が一番重要であると再確認いたしました。単に聖書を知っている聖書の知識が増えたと言うのではなく、主と交わりを持ち、主によって弟子とされたユースやキッズを育てなければならないということです。このカンファランスを通してもう一度、襟を正して悔い改めそのような主の働きをさせていただきたいと強く思わされました。 (西田 立美)