閉じる

◆主と共に生きる◆信徒の証し

NO.108  2019.07.21

ユース集中訓練に参加して

 

先日、7月1日〜7月4日で行われた、ユースの二つの翼プロセス集中訓練に参加させていただける恵にあずかりました。 青少年、子どもたちの信仰建て上げていくために、 大きな励ましを受けました。その中で三つの事柄を取り上げたいと思います。
第一にまず、私たちがキリストの弟子となり、神の国をともに体験していく証し人となるということです。
第二に、教会が彼らの働き場となっていくということです。働き場とは、建物としての教会ということだけでなく、彼らのいくところどこにおいても、学校、家庭、塾や習い事、遊びに行く先において、どこでも福音の喜びを分かち合っていく場となるということです。そのために私たちが、彼らの教会に対する所属感と自尊感が育てられてくような助け、働きかけが求められます。
子どもにとって、最高の親から生まれたのだということを悟れることほど幸せなことはありません。そのように、自分の教会や霊的家族を愛し、誇れることは、何よりも幸せなことなのです。その幸せは決して自分たちのうちにとどまるだけでなく、周囲の人々をも救いへ導く祝福の源となることでしょう。そうしてこの幸せな者たちの集まりは一人ひとりが遣わされた場にあって広がりを見せていくのです。
そして、第三には、主を愛する心をもって彼らを養育していく、父の心を持った関わりが必要とされているということです。知識だけを貯めさせる飼育でなく、教壇から語られる教えの伝達や相手にやらせようとする働きかけの教育でもありません。生活を共にし、人格、生活、働きを見せていく養育という共に成長していく関わりが人を建てあげていくというのです。親が子どもを愛するように、個人的関心と愛とをもって時間を共にし、模範を示していくことが大切です。知識を与える先生は多くいますが、養育してくれる者は多くはありません。まして、親の存在はなおさらです。親は一人しかいません。私たちもまた親の心をもって親子の関係を築いていくように、ひとりの子どもに霊的父として養育していく愛が子どもたちを次世代の霊的な親として建て上げていくことでしょう。
これから主が青少年、子どもたちに対してなして下さる一つひとつに期待と感謝があふれています。
すべての栄光が主に帰されますように。(植松 喜)

閉じる