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◆主と共に生きる◆信徒の証し

NO.040   2018.04.01

■我妻茂樹

 

3月19日からの4日間にわたり、アメリカのヒューストンで牧会をされているシューミン・クオン牧師をお招きし、JCMN主催の「いやしのワークショップin関東2018」が行われ、各地から44名の皆さんが参加され、私も受講しました。このワークショップの目的は、一般的なクリスチャンが「効果的な癒しの祈り」が出来るようになり、周りの人々を癒すと共に主に導き、主の栄光を現わす事にあります。クオン牧師は元NASA(アメリカ航空宇宙局)の宇宙開発のエンジニアとあって、非常に論理的で系統立てご教示してくださいました。
クオン牧師は、このワークショップを考案した経緯について次のように語られました。
「私は癒しの祈りを学ぶために、ある団体のトレーニングを2年間受けました。資料は400ページ以上、またトレーニングを受けるための費用がかなりかかりました。私はキリストの体全体がトレーニングを受け、建て上げられていくために、癒やしの祈りをもっとシンプルにできないでしょうか?と主に尋ねました。すると主は原則を教えてくださり、シンプルなトレーニングをするように導いてくださいました」一般なクリスチャンが「効果的ないやしの祈り」を行える様になれる為には、先ず自分自身が癒され「神の癒しを与える通り良き管」になければならない事を学び、実習を交えて癒しのプロセスを学びました。
学びは主に次の四つのステップに沿って行われました。

  1. 否定的な感情からの解放
  2. 罪からの解放
  3. 偽りの思い込みからの解放
  4. 他者への癒しの祈りの体得

このワークショップの最大の特徴は、癒しの最初のステップが「罪の取り扱い」ではなく「否定的な感情からの解放」からスタートするところで「否定的な感情」こそが、最初に解除すべき「鍵」にあたります。実際にワークショップの最初の実習から受講者に癒しがもたらされ、多くの皆さんが「神の声」を聞く事が出来る様になられた事は大変な驚きでした。私自身もワークショップがスタートして1時間もたたない最初の実習で、5年間抱き続けたある出来事に対する「怒りの感情」から解放され、毎晩欠かさず行っていた「呪いの祈り」をその日からやめました。
お陰様で妻からは「元のあなたに戻ってくれて嬉しい  」と感謝されたり、停滞気味だった仕事が驚くほど順調になっています。私も含め学ばれた皆さんが、周りの人々を癒すと共に主に導き、主の栄光を現わす事が出来る様にお祈り願います。

(我妻茂樹)

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